Rui Hachimura makes history as first-round NBA draft
choice by the Washington Wizards
Rui Hachimura made history on Thursday night in New York.
Half a world away, the upbeat news provided a positive
buzz throughout Hachimura's homeland on Friday morning.
At 9:32 a.m., Hachimura's immediate future in basketball
was announced to a global audience.
-From The Japan Times Online
https://www.japantimes.co.jp/sports/2019/06/21/basketball/nba/rui-hachimura-make-history-first-round-nba-draft-choice-washington-wizards/────────────────────────────────────
◆構造チェック
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☆本メルマガでは以下の記号を使用します。
http://www.thebelltree.com/kigou.html☆:↓の図がずれて見える方は↓をご覧下さい。
https://www.thebelltree.com/m/190628.png1文目
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│Rui Hachimura │made│history (on Thursday night) (in
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New York) │
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. S V
│(Half a world away), the upbeat news│provided│a
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. SP3
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positive buzz (throughout Hachimura's homeland) (on
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Friday morning) │
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3文目
. S
│(At 9:32 a.m.), [Hachimura's immediate future <in
└─────────────────────────
. V
basketball>]│was announced (to a global audience)│
──────┴───┬──────────────┘
. SP3p
☆:↑の図がずれて見える方は↓をご覧下さい。
https://www.thebelltree.com/m/190628.png────────────────────────────────────
◆語彙解説
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☆本メルマガでは以下の記号を使用します。
http://www.thebelltree.com/kigou.html・first-round [形] 1巡目の
詳しくは後述しますが、日本式に言えば、
「ドラフト1位指名の」という意味です。
・upbeat [形] ワクワクする、上機嫌の
・buzz [C] ザワつき
最近、SNS上などでよく使われる表現です。
もともとは、蜂などの羽音を指すのですが、
人々が「こんなことがあったよ」「え? ほんと!」
みたいに、ざわついて話題になる様子に対して、とてもよく使われます。
日本語でも、若者の間では、これを「バズる」と言ったりします
・throughout [前] 〜を通して、〜中
・homeland [C] 生まれ故郷
・immediate [形] すぐの
・global [形] 世界中の
・audience [C] ファン、聴衆
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◆日本語訳
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八村塁選手はワシントン・ウィザーズによるNBAドラフト
1巡目指名で、歴史を作る。
八村塁選手はニューヨークで、木曜日の夜、歴史を作った。
世界の半分向こうで、このワクワクするニュースは金曜日の朝、
八村選手の生まれ故郷中に肯定的なザワつきを提供した。
午前9時32分、八村選手のバスケットボールのすぐの未来が、
世界中のファンに発表された。
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◆背景知識解説
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日本人の母と、ベナン人の父を持つ、八村塁選手は、
日本で生まれ育ち、高校までは日本で過ごしました。
大学は、バスケットボールの本場、アメリカの
ゴンザガ大学に進学。
最初は、アメリカでの生活やハイレベルなアメリカの
大学でのバスケットボールへの適応に苦労していま
したが、2年生の時から徐々に頭角を表し、
3年生の今年はエースとして大活躍。
今年のNBAドラフトの上位指名が確実視されていました。
NBAのドラフトは、1巡目と2巡目があります。
日本のプロ野球では、1位指名は、全12球団が一斉に
「この選手が欲しい」と指名し、重複したらくじを引き、
くじが当たったチームが交渉権獲得。
外れたチームはもう1回、残っている選手の中から選び直します。
(また、重複すると、またくじを引き、外れたらまた選び直し)
そのため、日本のプロ野球では、
12球団が1位指名で交渉権獲得した選手を全員
「ドラフト1位」と言います。
たとえ、くじに外れて外れて外れた後に選ばれた人でも、
「ドラフト1位」と言います。
しかし、NBAはと言いますか、アメリカのスポーツの場合、
基本的には、成績の悪いチームから順番に選手を選びます。
今年で言えば、ニューオーリンズ・ペリカンズが、
一番最初に選ぶ権利を持っていたので、
ペリカンズは誰でも自由に選べました。
(ザイオン・ウィリアムソン選手を選択)
そして、2番目に選ぶ権利を持っていたのは、
メンフィス・グリズリーズなので、
グリズリーズはウィリアムソン選手以外なら誰でも選択できました。
(ジャ・モラント選手を選択)
このように、最初から順番が決まっているので、
「ドラフト1位」と呼ばれるのは、本当に一番最初に選ばれた選手だけ。
今年で言えば、ウィリアムソン選手だけがドラフト1位です。
モラント選手はドラフト2位です。
八村選手は、9番目に指名する権利を持っていた、
ワシントン・ウィザーズが選択。
なので、ドラフト9位ということになります。
日本式に言えば、全チームが1人目に取った選手が
「ドラフト1位」なので、30位(全部で30チームなので)までが、
日本でいう「ドラフト1位」です。
ただ、純粋な1位と分けていうために、
「ドラフト1巡目指名」と表現されます。
なので、八村選手は「ドラフト1巡目9位」です。
9位ははっきり言って相当な高評価です。
事前の予想では、11位〜13位の指名が予想されており、
これでもかなりの高評価ですが、
やはり10位以内は特別なので、9位は歴史に残る数字です。
八村選手はNBA選手としてはそれほど背は高くないですが、
体格と身体能力に恵まれています。
さらに、大学入学時から急成長しており、
まだまだ伸び代があって、将来性があると評価されています。
また、練習熱心な姿勢も評価されています。
今後は、スピードもパワーも体格も1レベル上なNBAへの適応と、
課題のロングシュートと、守備の向上が期待されます。
ちなみに、ワシントン・ウィザーズは、
アメリカの首都、ワシントンDCを拠点として、
日本では、マイケル・ジョーダン氏が引退後、
2年間だけ復帰した際に、プレーしたチームとして知られています。
(引退までの全盛期はシカゴ・ブルズでプレー)
今回の内容は以上となります。
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今後とも皆様の英語学習のお役に立てればと思っておりますので、
何卒よろしくお願いいたします。